Food Biz WEB エフビー短信   No.0488

2026/06/26
JFの外食市場動向調査(2026年5月度)

<全体概況>
5月は、大型連休の行楽需要が好調だったことや、土日数が2日多い曜日回りが底上げし、外食全体の売り上げは前年比109.8%となった。中旬を中心に比較的天候に恵まれたことや、各社とも各種施策で集客に努めていることもあり、連休明けの集客の落ち込みは概ね例年並みで推移した。

<業態別概況>
■ファストフード業態(FFS)
・FFSの全体売り上げは109.8%となった。
・「洋風」は、期間限定メニューの好評や、お得なキャンペーン、母の日向け商品の投入などが奏功し、売り上げ108.7%となった。「和風」は、新メニューや連休のテイクアウト需要に合わせたお得なキャンペーンが好評で、売り上げ115.3%となった。「麺類」は、お得なキャンペーンの好調に加え、平日集客が中心の都市立地の低価格らーめん業態が連休や休日も賑わい、売り上げ112.2%。「持ち帰り米飯/回転寿司」は、「回転寿司」がお得な商品の投入や、連休や土日の好調で、客数が改善するも、弁当業態は苦戦が続き、全体的には客数減だが、客単価の上昇で売り上げ103.3%となった。「その他」は、「アイスクリーム」が気温上昇のなか期間限定のフレーバー商品が売れ行き好調、「カレー」はボリューム感を強調した期間限定メニューの好評で、売り上げは108.7%となった。

■ファミリーレストラン業態(FR)
・FRの全体売り上げは110.4%となった。
・「洋風」は、引き続き人気キャラクターとのコラボやお得なクーポン等で集客増、低価格業態も引き続き堅調で、売り上げ111.1%。「和風」は、大型連休と土日数の多い曜日回りで家族需要が増え、売り上げ110.1%。「中華」は、ボリューム感を強調した麺類メニューの好評もあり、売り上げ104.9%。「焼き肉」は、連休の家族需要とお得なキャンペーンで集客好調、売り上げは114.6%となった。

■パブ・居酒屋業態
・飲酒業態は、平日の少ない曜日回りが集客にマイナスとなったところもあるが、連休中の個人客需要の好調や、低価格ランチの好評で集客堅調、一部ではインバウンド需要にも支えられ、「パブ・居酒屋」の売り上げは105.3%となった。

■ディナーレストラン業態(DR)
・連休の行楽需要、家族客のハレ需要の好調と、土日数の多い曜日回りによって、各社とも集客好調。連休後は、大阪の一部店舗で、前年の関西・大阪万博の賑わいの反動で集客が落ち込むところもあるなど、状況は各社まちまちだが、月全体の売り上げは110.6%となった。

■喫茶業態
・店舗によって明暗が分かれるが、比較的天候に恵まれたことから好天時の集客堅調と客単価上昇で、売り上げは109.3%となった。