●フードビズ第54号が11月30日発売されました。
●今、郊外はDT(ドライブスルー)ブームです。ハンバーガーなどのFFSだけでなく、回転ずしやとんかつ専門店までが、DTを設置して売り上げアップを図ろうとしています。そこで、今回はDTを実際に使ってみて、各社の実力をチェックしてみました。スルーしたのは、マクドナルド、ガスト、KFC、吉野家、すき家、松屋、スターバックス、はま寿司、リンガーハットの10チェーンです。題して「郊外戦争はDT戦争へ」。
●もうひとつの徹底チェックが「しゃぶしゃぶ食べ放題」。当初はしゃぶしゃぶ温野菜などの専門店がひとつのコースとして導入したのが始まりだが、和食FRのさとや夢庵が次々に導入、夢庵ではすでにディナー帯の主力商品という位置づけになっている。また、ブッフェ業態からのアプローチもある。取り上げたのは、夢庵、さと、かごの屋、しゃぶしゃぶ温野菜、どん亭、しゃぶ葉、きんのぶたの7チェーン。各チェーンの料金設定、商品内容を詳解した一覧表も付記しました。
●特集は「可能性の芽」と題して、これから大きく飛躍するポテンシャルを秘めた、外食コンセプトを7つ取り上げました。外食にとってもこの2011年は試練の年となりましたが、これらの企業やフォーマットが、現在の外食市場の閉塞感を打破してくれるのではないか、と期待しています。
●まず、ブックオフの創業者坂本孝氏が挑む「俺のイタリアン」は、調理人をフィーチャーしつつ、価格を抑えた“立ち飲みイタリアン”業態だが、「原価を50%かける意気込みで圧倒的な価値を提供する」というコンセプトが“驚きの外食”を生みだした(実際にはその繁盛ぶりもあり、原価はかなり抑えられている)。その発想とこれからを坂本社長に直撃インタビューしました。
●「ヴォーノ・イタリア」は、2年間で中京圏に23店舗を出店した急成長チェーン。ピザとスパゲティのオーダーバイキング+サラダとアンティパストが食べ放題、これで1380円という、これもまた驚きのフォーマットです。
●「赤城おろし豚精肉店」は、とんかつやトンテキを、食べ放題の“そうざいバー”とセットで販売するというコンセプトを埼玉県で展開。生産者とのつながりも重視しています。「とめ手羽」はくせになる手羽素揚げを目玉商品にした福岡発のアッパー居酒屋。「鶴亀堂」は名古屋市東部、北部に6店を展開する超繁盛の博多ラーメン専門店です。
●福岡のウエストは、創業45年という古い企業ですが、柱のひとつであるうどん業態をそば主力にシフトするなどの改革を実施、すばらしい効果をあげています。また、「博多めんちゃんこ亭」は、「麺+ちゃんこ鍋」という個性派商品が光ります。
●埼玉県南部と東京北西エリアをドミナントとして62店を出店するぎょうざの満洲。大衆中華料理店の商品を磨きあげて、安定した成長を続ける同チェーンの強さの源を探っていくと、外食業にとって、いかに商品そのものの価値が重要か、というテーマに行きつきます。
●この他、コンビニやスーパーのそうざい売り場とどう戦っていけばいいのか、外食は外販にどう取り組むべきかについての井上恵次氏の特別寄稿など、戦略的なテーマが満載です。
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