●フードビズ第46号が7月31日発売されました。
●とんかつと天ぷらは日本人にとって外食アイテムの原点ともいえるものです。この両アイテムが今注目を集めています。なぜかといえばこのジャンルにおける低価格チェーンが店舗展開を活発化させていて、市場が広がりつつあるからです。
●天ぷらに関しては、テンコーポレーションが展開する天丼てんやがあり、そこに築地銀だこのホットランドが日本橋からりを、かつやのアークランドサービスが天丼あきばを打ち出すなどしています。とんかつジャンルでもすでに150店を展開するかつやを筆頭に、坂井精肉店やエムグラントフードサービスのよしかつなどが、ユニークなフォーマットを繰り広げています。
●まだ、これら新進チェーンがどこまで勢力を拡大できるかは未知数ですが、かつてステーキや焼肉がそうであったように、価格が大幅に下がると市場が急速に拡大するというセオリーがここでも実証されるのか、注目です。今号ではとくにテンフードサービスとアークランドサービスにスポットを当てました。
●外食だけではなく生鮮品の小売り分野も含めて、食の流通が今、大きく変化しています。その方向性は“産地と消費の直結”と表現できます。これにより、鮮度、品質が向上するだけでなく、安全・安心のレベルもぐっと高くなります。そのシンボリックな存在が野菜などの直販所であり農場レストランと呼ばれるもので、こうしたところで消費される食は確実に増加しています。
●今回はそうした事例を紹介し、食マーケットがいかに変化(進化)しつつあるのかを探ります。ポケットファームどきどき、ぶどうの樹、諏訪商店房の駅、唐戸市場、育みの里かんでかんでなど。
●この間の牛丼安売り戦争で、最初に仕掛けたと言われている松屋。しかし緑川源治社長は「既存店活性化策のひとつだった」と語り競合対策ではないと断言。とんかつと定食の新業態「松乃家」の狙いも含めて、徹底インタビューを敢行しました。
●創業40周年を迎えたミスタードーナツ。ここ数年、業績的には足踏み状態ですが、40周年を機に再度拡大路線を打ち出しています。小型店舗でのローカルエリア攻略、カフェアンドナンドでの都心部立地の奪回など、新たな中期計画に向け始動したミスタードーナツの戦略を事業本部長の楢原純一氏に語っていただきました。
●北陸3県に15店を出店する焼肉チェーンの「焼肉酒家えびす」が、横浜上白根店(横浜市旭区)をオープン、首都圏に進出しました。100円メニューを投入し、徹底した低価格路線で300店を目指しています。焼肉業界にまた波乱の予感が…。同社の戦略を徹底詳解しました。
●この他、連載の「透視図の中のワイン」では特別編としてサイゼリヤのワインを徹底評価、「中食の中味」では「外食にも肩を並べる品質」というコンビニの高品質パスタを徹底比較・解析するなど、本号も情報満載の1冊に仕上がりました。
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