●フードビズ第43号が1月30日発売されました。
●外食でも低価格化が止まりません。下げれば利益が減るからコストを下げる。価値が下がれば客数が減り、また下げる。まさに外食版デフレスパイラルです。しかし、こうした状況の中で好調なのは、皮肉なことに価格を下げていないところです。
●価格を下げていないところとは、デフレ時代以前から低価格の商売をしていたところです。今回その強さを徹底的に分析した幸楽苑もその1社ですが、サイゼリヤも餃子の王将も、デフレだからと言って値下げを行ってはいません。
●つけ刃の低価格ともともとの低価格の違いは何でしょうか。それは「無理をして利益とコストを削った低価格」と「無理なく提供できる価値ある低価格」の違いです。
●「完全復活した幸楽苑」では、新井田傅社長に急成長後の不振とそこからの復活について、ズバリお話いただきました。2010年3月期には過去最高の22億円の経常利益を見込んでいる幸楽苑。この客数増と大幅利益アップはいかにして達成されたのか。「無理なく提供できる価値ある低価格」の秘密も含めて、そのすべてが明らかになります。
●この幸楽苑の強さを、競合する中華・ラーメンチェーンとの対比で分析した「来るか! 幸楽苑が王将を抜き去る日」(本誌主幹神山泉)は、具体的な企業分析であると同時に、外食のチェーンビジネスの存在意義を提示する論説としてもお読みいただけます。
●「均一価格で居酒屋は再生するか」では、均一価格居酒屋の限界と問題点をズバリ指摘します。均一価格のモデルとなった鳥貴族の強さと追随する企業の弱さ、この差はどこにあるのでしょうか。
●中京地区の有力ステーキ・チェーン、ブロンコビリーが首都圏に進出したのが2008年9月。不振FRの撤退物件などを活用した出店ですでに首都圏6店舗の布陣となっています。このブロンコビリーの戦略を分析しつつ、迎え撃つ競合チェーン9社の戦力を徹底比較。ステーキ・ハンバーグ市場の勝者の条件を考えます。
●安売り戦争が勃発した牛丼業界。低価格化の最たる事例として話題となりましたが、この安売り合戦がもたらすものは何なのか、本誌主幹神山泉がズバリ斬り込みます。
●この他、フレッシュネスバーガーの栗原幹雄社長、「100店舗100業態」を掲げ、それも達成間近となったダイヤモンドダイニングの松村厚久社長へのインタビューなども読みごたえ十分。困難な時代を乗り越えるヒント満載の1冊となりました。
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